調達ガイド
中国検品代行の選び方|検品基準・不良報告・出荷前確認
更新日: 2026-08-25 · 監修:Monebuy 調達支援チーム
中国工場から日本へ出荷する商品の検品を依頼するときに、検品範囲、抜取方法、合否基準、不良報告、再検品、写真記録、第三者検査で確認すべき条件を整理します。
検品代行へ依頼する前に合否基準を決める
『丁寧に検品する』だけでは、担当者ごとに判断が変わります。外観、寸法、数量、機能、色、印刷、付属品、ラベル、梱包について、許容差と不良例を量産前に書面化します。承認サンプルや限度見本がある場合は、検品側が参照できる状態にします。
全数検品と抜取検品を使い分ける
全数検品は確認数量が多く、時間と費用が増えます。抜取検品はロットから一定数を確認しますが、未確認品が残ります。商品単価、不良が発生した場合の影響、機能試験に必要な時間、ロットの均一性を基に範囲を決め、検品した数量と未検品の範囲を報告書に残します。
工場内確認と第三者検査の役割を分ける
工場または協力先による工程確認・出荷前確認に加え、案件条件に応じて独立した第三者検査機関を手配できる場合があります。検査機関、適用基準、費用、報告書の公開範囲は開始前に合意します。第三者検査を実施しても、製品の法令適合や将来の不具合を無条件に保証するものではありません。
不良が見つかった後の処置まで決める
不良数だけでなく、不良内容、発生位置、写真、ロット、再現条件を記録します。選別、修正、再製造、値引き、出荷保留、再検品のどれを選ぶかは、納期と費用を含めて発注者と確認します。検品担当者が独自判断で不良品を廃棄したり、仕様を変更したりしない運用が必要です。
出荷許可と検品合格を混同しない
検品報告は確認した範囲の状態を示す資料です。最終的な出荷可否は、報告内容、未確認事項、納期、契約条件を発注者が確認して判断します。通関、表示、認証、知的財産など検品だけでは判定できない項目は、輸入者と専門機関が別途確認してください。
よくある質問
Q. Monebuy以外から購入した商品の検品も依頼できますか。
A. 工場所在地、商品、数量、希望日、検品内容を確認したうえで可否を判断します。工場への入場許可や商品の準備状況によって対応できない場合があります。
Q. 検品写真はもらえますか。
A. 写真記録を含む案件では、確認項目、必要な撮影箇所、ファイル形式、報告時期を見積もり前に決めます。すべての個体を撮影するサービスとは限りません。
Q. 検品すれば不良を完全になくせますか。
A. 完全には保証できません。検品は合意した方法と範囲で不良リスクを下げる工程です。抜取検品では未確認品が残り、輸送後や使用時に判明する不具合もあります。
Q. 日本向けの法令や認証も検品で確認できますか。
A. 外観や表示内容を確認項目に含めることはできますが、法令適合や認証の有効性は検品だけでは確定できません。輸入者の責任で関係機関や専門家へ確認してください。
